ミニチュアシュナウザーの性格はとても元気がよくて、
活発で陽気な明るい性格です。
遊ぶことが大好きで、好奇心も旺盛です。
機敏な動きをしますので、走ったりジャンプしたりするのも大好きです。
気性の荒いテリア種の中では比較的温和なほうではありますが、
それでも、穏やかな性格と言う訳ではなく、
闘争心もあり、番犬としても非常に良い働きをしてくれます。
きちんとしたしつけをしないと無駄吠えが多くなってしまいますので、
必ず無駄吠えのしつけはしましょう。
特に多頭飼いをする場合には1頭目からしつけておかないと、
近隣からの苦情が殺到……というハメになってしまうかも知れませんので、
無駄吠えのしつけはかならすしましょう。
ミニチュアシュナウザーは来客に対して吠えたり威嚇したりする個体も多いですが、
飼い主にはとても従順で愛情深く、じょうずに甘える事もします。
自己主張も強く、家族の中心に位置している事が大好きなので、
笑いをとるのもうまいです。
時々いたずらが行き過ぎてしまう事も有るかも知れません。
知能はとても高く、しつけや訓練しだいで、
とても良い家族になる事は間違いありませんので、
甘やかさずに、しっかりとしたしつけをする事が望ましいです。
ミニチュアシュナウザー
マルチーズ
シーズー
パグ
ジャックラッセルテリア
ミニチュアシュナウザーの見た目は
マユ毛が長く、口ひげをはやしたおじいさんの様な顔が特徴的で
耳は垂れ耳ですが、断耳して立たせるようですが、
最近では動物愛護の面からみても、断耳をしない事も多い様です。
しっぽも断尾ですが、これもやはり動物愛護からしない事が多くなっていて、
断耳、断尾共に禁止されている国もあります。
ミニチュアシュナウザーは小型ではあるものの、しっかりした骨格で、
足のバネも非常に強く、体高と体長がほぼ同じぐらいで、
スクェア型で正方形に近い形をしています。
毛質はワイヤーヘアで、固めですが、抜け毛が少なく、体臭も少ないです。
ミニチュアシュナウザーはテリアグループに分類分けされていますが、
テリアの血は入っていません。
日本では性格や見た目の特徴等はテリアと近いと言う事で
テリアグループに入っています。
アメリカAKC(アメリカケネルクラブ)ではテリアグループに分類分けされていますが、
イギリスAC(ケネルクラブ)ではテリアではなく、
ユーティリティにジャンル分けされています。
スタンダードシュナウザーを他犬種と交配して小型化したもので、
農場に出没するネズミ退治のために作られた犬種です。
特徴的な眉毛や口髭はネズミの反撃で顔に怪我をしないよう、
顔を守る役割をしています。
トイプードル
チワワ
ダックスフンド
ポメラニアン
ヨークシャーテリア
シュナウザーは3つの種類があります。
『 ミニチュア・シュナウザー 』
MINIATURE SCHNAUZER
一番小さなシュナウザーで、
19世紀のフランスでクフルト・アム・マインによって現在の原型の
ミニチュア・シュナウザーが繁殖されました。
サイズは
体高 オス、メス共に 30cm〜35cm
体重 オス、メス共に 約4kg〜8kg
『スタンダード・シュナウザー 』
( STANDARD SCHNAUZER)
1895年にドイツで、ピンシャー・シュナウザー・クラブが設立された際に、
この犬種は「ラフ・ヘアード・ピンシャー」の名前で登録されました。
この犬がすべてのシュナウザーの元になったの犬種です。
サイズは
体高 オス、メス共に 45cm〜50cm
体重 オス、メス共に 14kg〜20kg
『 ジャイアント・シュナウザー』
( GIANT SCHNAUZER)
1913年以来にスタッドブックに登録され
1925年にはジャイアント・シュナウザーは作業犬として正式に認められた。
体高 オス、メス共に 60cm〜70cm
体重 オス、メス共に 35kg〜47kg
どのサイズも毛色は
ブラックのアンダーコートで漆黒のもの
ソルト・アンド・ペッパー
ブラック・アンド・シルバー
ホワイトのアンダーコートで純白のもの
日本では圧倒的に 室内で飼えるミニチュア・シュナウザー の人気が高いです。
柴犬
フレンチブルドッグ
コーギー
パピヨン
ボストンテリア
ミニチュアシュナウザーの歴史は
唯一、名前にテリアと付いていないテリアグループに属す犬種です。
実はミニチュアシュナウザーにはテリアの血がまったく入っていません。
毛質が剛毛で、トリミングが必要な事や小害獣狩りを得意としている事、
見た目や性格的にもテリアと類似しているため、
日本やアメリカでは『テリアグループ』として扱われています。
そもそもシュナウザーは3サイズ存在していて、
一番最初にまん中の大きさの『スタンダードシュナウザー』があります。
中世時代(古代よりも後で、近世よりも前の時期)
ドイツではこのスタンダードシュナウザーを番犬として使用していましたが、
バイエルンの牧場経営者が、この犬種の能力を高く評価し、
家畜を狙う、野獣などの撃退や護送に向く大きさに出来ないかと、
作出されたのが、大型のシュナウザー『ジャイアントシュナウザー』でした。
その後更に時代が新しくなりますが、
19世紀の後半に農作業やネズミ捕りのために
ジャイアントシュナウザーやスタンダードシュナウザーをもとに
『アッフェンピンシャー』や『ミニチュアピンシャー』等を交配して
小型化したものが、『ミニチュアシュナウザー』の歴史の始まりでした。
『シュナウザー』とは、ドイツ語の『シュナウツ』で、
『口髭(くちひげ)』を表す言葉で、この犬種の大きな特徴にもなっています。
この口ひげは、追いつめたネズミの反撃から顔を守るために残されたものだそうです。
ビーグル
キャバリア
ボーダーコリー
ラブラドールレトリーバー
ゴールデンレトリーバー